/home/by-natures/dev*

ソフトウェア開発者としての技術的なメモと、たまに普通の日記。

2021/06/04 ビジネス用語集とは何か

以前こんなツイートをしたら反応をいただきました。やはり「ビジネス用語集は大事」というのは色々な場所で説明されているようですが、具体的にどういうものなのか?と言われると私はまだよく分かりません。

組織内でデータマネジメントを改善していく立場なので、どういうものなのか理解するために調べてみました。

stack exchange で、ユビキタス言語がどのようなものかという質問がありました(ユビキタス言語はドメイン駆動開発の文脈での言葉ですが、ビジネス用語集と指すものは同じだと理解しています):

softwareengineering.stackexchange.com

回答をかいつまむと、以下のことが書いてありました

  • 通常のソフトウェア開発のように、要件をユーザからヒアリングし、それに適したシステムを構築すべき
  • GPA などのような頭字語(acronym)の意味を調べたり、類似語(synonym)を調べたり、ドメインの中にある用語を学ぶには wiki(Confluence, Mediawiki)などが向いている

ユーザからヒアリングを踏まえて wiki でいいとなると、すでに有志の方が「〜〜用語集」というのを作っていることは多いですよね。そことの違いを考えると、データマネジメントチームが責任をもって最新の状態に保つ運用体制が整えられるか、ということになるかと思います。銀の弾丸はないということですね。。

DMBOK には「ドキュメントとコンテンツ管理」という軸があって、これが簡単そうで侮れません。ドキュメントをきちんと管理していくには、ドキュメントをどう管理していくかというルールを作らなければなりません。例えば一階層目には新しくディレクトリを作らないとか、議事録はここに保存して承認後に必ずWIPを外すとか、まぁそういったことなのですが、これを作るためには相応のガバナンス体制が必要になってきます。鶏卵の話になってしまいますが、ドキュメントを見やすく発見しやすく管理していくためにはガバナンスがある程度必要になってくるかと思います。もしくは有志の方が自ずと整理されているかもしれませんが、その方がいなくなるとたちまちドキュメントは探しづらくなってしまうでしょう。

いろんなプロジェクトを見させていただくことが増えてきたのですが、どういった体制でデータ管理されているのかを聞く前にドキュメントの状態を見ると、おおよそのガバナンスレベルがうかがい知れるんですよね。ソフトウェア開発者ならコードの状態でガバナンスレベルをうかがい知れるかもしれません。どちらも局所的に使う分にはルールなど必要ありませんが、「組織全体で」となった途端に話が難しくなります。

ではデータガバナンスをよい状態にしていくためにはどうしたらよいのか。それは誰かが都合よくやってくれて、データマネジメントにうまく連携してくれるのか… それにはどうも、ビジネスプロセスの構築・理解がキーになるような気がしていて、最近はビジネスプロセスも勉強し始めました:

www.amazon.co.jp

うまく意見がまとめられたら、またブログに綴ろうと思います。