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データ界隈で働くエンジニアとしての技術的なメモと、たまに普通の日記。

2019/04/05 ITP 2.1 対応, ElasticBeanstalk での tomcat 設定値書き換え

4月からオフィスが新しくなって、また一緒に働いていた人が退職したこともあり、労働環境が大きく変わりました。やることは増えましたが、やれることも増えそうなので案外楽しめています。開発リソースが足らず、一緒に働く方を増やしたいので色々と整備しているところです。

ITP 2.1

iOS12.2以降で搭載されるSafari 12.1からITP 2.1が導入される ということで、この対応で手を煩わせている方も多いかもしれません。公式アナウンス:

webkit.org

日本語の解説サイト:

webtan.impress.co.jp

サーバ側の対策としては、secure 属性と HttpOnly 属性をつけましょう、ということです。ただし、HttpOnly をつけてしまうと、JavaScript の document.cookie で呼び出せなくなってしまうので注意です。また、secure 属性をつけると、HTTPS での通信時にしかクライアントからサーバへ該当クッキーは送信されません。

逆に捉えると、HTTP での通信では8日以上保存するクッキーはもう取り扱えない、ということなんですかね。HttpOnly なので document.cookie では読めず、サーバから読もうとすると secure なので送信されず、と。

www.marketechlabo.com

kenzo0107.hatenablog.com

Customize Elastic Beanstalk Using Configuration Files

aws.amazon.com

Beanstalk は便利なのですが、環境の値を変えようと思うと結構面倒です。今回は tomcat の web.xml の値を書き換えたかったのですが、 web.xml ファイルが大きくて ebextensions で扱えず、XML を部分的に置換するような形で対応しました。

扱おうと思っているアプリケーションはアクセスが多いので、ネットワークの値もチューニングしたいのですが、ebextensions がどんどん肥大化します。。

network パフォーマンスチューニング

TIME_WAIT でポート食い尽くしそうだったので少しチューニングしました。

https://www.ginnokagi.com/2012/03/tomcat-3.html